はじめに

介護福祉士の国家試験を受験された皆様、お疲れ様でした。
また、これから受験しようと考えておられる方々は、過去問を攻略し、出題の傾向、解き方のコツ、受験テクニックをしっかりマスターするようにしてください。
介護福祉士国家試験の合格ラインはおおよそ6割ですが、具体的な点数は年によって様々です。全125問のうち、70〜75点が合格ラインとなります。80点以上を取れれば安心と考えて良いでしょう。
また、各項目群全てについて、必ず1問以上正解しなければなりません。仮に1科目群が全問不正解の場合、その他の項目群が全問正解だったとしても、合格できません。
ここでは、各項目群に分けて問題を解説していきます。

傾向と対策の基本

問題には大きく分けて2種類あります。1つは知識を問う問題です。これは知識が無ければ解けません。もう1つのタイプは、問題文をしっかり読み、選択肢をしっかり読めば、実は知識が無くても解けてしまう(可能性のある)問題です。
介護福祉士の国家試験は、国家試験の中でも素直な試験です。なぜなら、「最も適切なものを1つ選びなさい」「正しいものを1つ選びなさい」しか出ないからです。試験によっては、「正しいものの組み合わせとして間違っているものを選びなさい」など、めんどくさい問題もありますが、介護福祉士の国家試験は素直です。だから、素直に受けましょう

なお、以下に示す解答・解説は公式発表されたものではありませんそのため、間違っている可能性もあることをご理解ください。また、問題文の著作権はありませんが、解答・解説についての著作権は現代社会福祉教育・政策研究センター及び青木慎太朗に帰属します
また、ホームページ上での解答・解説は、少なくとも現時点では無料公開していますが、必ず・いつまでも無料であることを保障するものではありません。また、講座等で直に講師を依頼される場合は、有料となりますので、別途ご相談ください。(ご参考:青木のコンサルタント

目次

人間の尊厳と自立

人間関係とコミュニケーション